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・開催趣旨
・福島県においては 、東日本大震災による原発事故により大きな被害を受けた森林整備を進めるため取り組んでいる森林再生事業に加えて 、成熱しつつある森林資源の若返りを図り、CO2 吸収源としての森林の整備を図り地球温暖化防止に寄与することが求められています。
・昨年は、再造林に取り組むことへの理解を深めるためのシンポジウムを開催しましたが、今年はさらに具体的な課題等について議論を深める必要があります。
・そこで、再造林の必要性を再確認するとともに、森林所有者の理解を得るための工夫、 再造林に不可欠な支援策等について考える機会とします。
概要
1 開会
2 基調講演
林野庁森林整備課造林間伐対策室長
天田 慎一 氏
「再造林の推進方向と福島県の森林・林業への期待 」(仮)
3 話題提供
国立研究開発法人森林研究 ・整備機構 森林総合研究所 研究コーディネーター
宇都木 玄 氏
「持続可能な森林を築く〜森林のゾーニングを考える〜」(仮)
4 事例報告
①南佐久中部森林組合 参事
新津 清秀 氏
「主伐後の再造林 〜保育10年保証制度 」 (仮)
②石巻地区森林組合 代表理事組合長 犬内 伸之 氏
「再造林促進〜森林整備積立金制度」(仮)
5 パネルディスカッション
・上記出演者
・ 星 比呂志 氏 国立研究開発法人森林研究 ・整備機構フェローコーディネーター
・長野 麻子 氏 ((株)モリアゲ)
福島県の再造林を考える会
(福島県木材協同組合連合会、福島県森林組合連合会、福島農林種苗農業協同組 合、福島県素材生産協同組合、協同組合ウエル造林)
関東森林管理局、森林総合研究所林木育種センター、福島県
①エリートツリー植栽による下刈り回数の削減の試み(いわき市 森林組合・協同組合ウエル造林)
②エリートツリー植栽試験の成果 (森林総合研究所林木育種センター)
③除草シートを活用した下刈りの省路化に向けた取組 (棚倉森林管理署)
①ドローン苗木運搬作業等の動画放映 (秋田県大館市他)
②コンテナ苗 (上原樹苗)
受付終了いたしました。
担 当 :富永 (協同組合ウエル造林)
電 話 :0 2 4 7 – 4 3 – 0 2 7 2
メール : s.tominaga@kyowamokuzai.co.jp
はだか苗とは露地圃場で生産した苗木です。育った苗木を圃場から掘り上げて、根っこの土をふるい落とした状態の苗木なので、ふるい苗ともいわれます。植栽は樹木が休眠している時期に限られます。
ポット苗とはビニールのポット容器で育てた苗木です。園芸店、ホームセンター等で一般的に取り扱いされている野菜苗や花苗と同じ形状の苗木です。根に土がついているので、植え替え時の扱いが簡単ですが、ポットの底面において「根巻き(ルーピング)」現象が起き、植栽後の生育に影響を及ぼす恐れがあります。
コンテナ苗とはマルチキャビティコンテナ容器に入れて育てた苗木です。根が密に張りめぐらされた崩れにくい根鉢を有しており、運搬しやすく植え付けしやすく、活着が良く、植栽適期が長いのが特徴です。針葉樹の苗木はコンテナ苗が主流となってきています。
はるかは、独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園のサクラ保存林に植えられている思川の実生から育成された栽培品種のさくらで、白色に近い淡紅色で14~19枚の八重咲きです。
2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」にちなみ、森林総合研究所が育成した桜を福島県に寄贈し、福島県では八重桜を東日本大震災の復興のシンボルとし、主演の綾瀬はるかさんによって、はるかと名付けられ、種苗法に基づき品種登録されました。
現在、復興支援に対する感謝の気持ちとして、福島県から全国にはるかの苗木を広めるため、福島県が窓口となり要望を受け付けております。
(福島県HPへリンクhttps://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36055a/36055d.html)
少花粉スギ品種は、花粉量が従来のスギの1%未満となっています。実生(みしょう)とは、種子から発芽させ苗木を育てます。さし木とは、母株の枝を土に挿し発根を促し苗木を育てる方法で、優良品種の純系の保存の手段です。